2010年5月26日水曜日
『学び』で組織は成長する
吉田 新一郎
『学び』で組織は成長する
ぼくがビジネス書を読むようになったのは、
毎日精いっぱい生きる事が一番の修行なのです
がきっかけです。確か、この新書もここで紹介されていました。
学習と組織という視点のビジネス書としては
最強組織の法則
が有名だと思いますが、ぼくは挫折しました。
こちらは、新書だけに、読みやすく、内容も吸収しやすくなっています。
取り入れやすい学習法が、
1人でできる学び
2人でできる学び
チームでできる学び
組織レベルの学び
とわけて、列挙されており、取り入れやすくなっています。
医者が医局に所属している理由としては、人事的な要素も大きいとは思いますが、
所属していることで、学習し、成長する機会が多く得られるということもあるはずです。
昨今、医局の組織力の低下は、
医者にとって学習する機会が以前よりも医局外でも幅広く提供されるようになり、
医局が学習と成長を以前より後押しできなくなっていると言うのも理由な気がします。
ドラッカーも、
『働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない。
そのためには、
①生産的な仕事
②フィードバック情報
③継続学習
が不可欠である。』
と言っています。
もし、医局や、病院の組織力が落ちていると感じるのであれば、
所属する医師にとって、
学習しやすい環境になっているかという視点も大切だと思います。
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