2010年6月27日日曜日
統計でウソをつく法
ダレル・ハフ
統計でウソをつく法 -数式を使わない統計学入門-
訳者あとがきから抜粋
『統計からウソをつく法』とは、いかにもふざけた書名のようである。
ところが、彼のねらいは、統計もしくは統計学を、ありきたりの
メインストリートからではなく、裏街道からはっきりさせてみようと言うわけである。
この本は人々に本当の統計の使い方を教えてくれるだろう。
抜粋終わり
医師にとって、統計のスキルは必須です。
これは研究に携わるときに限りません。臨床を行うときにも欠かせないスキルです。
主観的にしか経験できない、限られた数しか経験できない症例を通して、
以下に自分の診療を冷静に客観的な視点から観察しながら、
経験を蓄積していくか、そのためにも、統計のスキルは必須といえます。
医師向けの統計学の本は数多く出版されておりますが、
それを紹介するのでは、当ブログの主旨に反します。
今回の『統計でウソをつく法』は1968年が第1版のBLUE BACKSです。
その内容は、わかりやすく、非常に的確であり、統計学の入門書としてうってつけです。
それだけにこれだけの長い時間読み継がれて来ているのだと思います。
ここで学んだことは、そのまま、医療に生かすことができます。
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