
マーカス・バッキンガム
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと
ビジネス書にとって大きな分野の一つである『リーダー』と『マネジャー』についてです。
この手に関する著書は非常に多岐にわたり、内容も様々です。
その原因のひとつとしては、そもそもリーダーとマネジャーの定義が様々で、
本によって対象としているものがそもそも異なっている。
もうひとつの原因としては、リーダーにしても、マネジャーにしても、
その答えとなるような方法は決してひとつでなく、
環境や対象によって求められるものは異なっていくからだと思います。
そういった制限がある中で本著は
『マネジャーとリーダーはどう違うのか?』から話を始め、
マネジャーとリーダーの定義付けから始めていきます。
(その定義づけした内容には賛否両論あるかもしれませんが)
マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと、それは、
『部下1人1人の特色を発見し、それを有効に活用すること』だと、言います。
そしてそれをいかす生まれ持った資質としては
『教育本能』と『個別化』を挙げています。
その後に、それを生かすためのスキルや考え方が続きます。
リーダーがいつも考えているたったひとつのこと、それは、
『よりよい未来に向けて人々を一致団結させる』だと、言います。
そしてそれをいかす生まれ持った資質としては
『楽観主義』と『自我』を挙げています。
非常にすっきりしていて、ぼくは、納得がいきました。
ぼくには、リーダーとしてもマネジャーとしても、残念ながら資質はなさそうです。
もしそういう役職が避けられない場合は、
スキルや知識を駆使して、何とかやるしかなさそうです。
本筋からは大きくそれますが、
あなたが幸せな結婚生活について知らなければならないたったひとつのことも
書かれており、面白かったです。
それが何かは読んでたしかめてみてください。
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