2010年4月30日金曜日

道は開ける


D・カーネギー

道は開ける


もう一冊カーネギーです。


人生に悩みはつきものです。

医師も例外ではありません。

特に重症の患者さんを担当しているときは気が休まる暇がありません。

そして、その悩みは、病院を離れても常につきまとわり、医師を疲労させます。


カーネギーが悩みへの対処の仕方を教えてくれます。

原著のタイトルは、

『HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING』です。

カーネギーは、悩みに関する基本事項の一つとして、


①今日一日の区切りで生きる


②(1)起こりうる最悪の事態とは何か?と自問する

 (2)やむ得ない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること

 (3)それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること



③ 悩みに対する戦略を知らないものは若死にする。思い悩まない

と言います。


そして、

悩みを分析する基礎技術

悩みの習慣を絶つ

平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法



と続きます。


ぼくは特に、明日への配慮は行っても心配はしないを心がけています。

かのウィリアム・オスラー先生も、その講演でこう言っています。

『過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。

今日一日の区切りで生きよう』

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