2012年3月12日月曜日

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術


デビッド・アレン

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術


ストレスフリーの整理術とは、

『あとやるべきことはこれだけ!』と把握し、

目の前の仕事に自信を持って取り組めるようにすることです。


すなわち、

仕事から人生における『すべての気になること』を完全に把握し、

目の前の作業に集中することができるようになること、

Getting Things Done』であります。


そのためには、3つのステップが必要です。

(1) 頭の中の『 気になること』を“すべて”頭の外に追い出し、頭の外で管理する

(2) それらのすべての『気になること』について、求めるべき結果と次に取るべき行動を決める

(3) そうして決めた、とるべき行動を信頼できるシステムで管理し、定期的に見直す



具体的な、GTDの基礎となる5つのステップです。

① 『 気になること』すべてを1箇所に『収集』する。

② それぞれの意味となにをすべきかを明らかにする『処理』を行う。

③ その『処理』の結果を『 整理』する。

④ それらの行動の選択肢を『レビュー』する。

⑤ 選んだ行動を『実行』する。


詳しくは、

(1) 頭の中の『気になっているもの』すべて⇒『In-box』に収集

(2) これは何か?行動を起こすべきか?

No⇒(3)  Yes⇒(4)

(3) 現時点では無価値で、もう必要のないもの⇒『ごみ』

今はやる必要がないが、いつか行動する必要が出てくるかもしれないもの⇒『いつかやる/多分やる』
後で必要になるかも知れない『情報』

(4) 次に取るべき行動は1つ?

No⇒『プロジェクトリスト/プロジェクトの参考資料』  Yes⇒(5)

(5)2分以内にできる?

No⇒(6)  Yes⇒『今やろう』

(6) 自分でやるべき?

No⇒『連絡待ちリスト』  Yes⇒(7)

(7) 特定の日付にやるべき?

No⇒『次に取るべき行動』のリスト  Yes⇒『カレンダー』


① まずは『カレンダー』をチェック

② 『次に取るべき行動』をチェック

③ システム全体を週に1回更新する


本書で紹介されている方法は、あくまでひとつの例ですが、

こうした『行動』に焦点をあてた管理は

アウトプットを増やしていくためにも重要なことだと思います。


少し古いかもしれませんが、

Web上で使えるツールとしては、

『Remember the Milk』があります。

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