2012年7月3日火曜日

ノンデザイナーズ・デザインブック

Robin Williams

ノンデザイナーズ・デザインブック


プレゼンテーションZenの元ネタは本書でないかと思ってしまうような、

同じ内容が繰り返されています。

デザインに関しての原則は普遍的であると言うことだと思いますが同時に、

こうした普遍的な内容が新鮮に思えるということは、

デザインがいかに軽視されているかということなのだと思います。


まとめです。

4つの基本原則は『コントラスト』『反復』『整列』『近接』


『コントラスト』

ページ上の要素同士が単に類似することを避けるということです。
もし要素(書体、色、サイズ、線の太さ、形など)が同一でないなら、
はっきり違わせるということです。
コントラストは、ページ上で最も重要な、
視覚をひきつけつ要因になることはよくあります。
つまり、読者をまず読む気にさせる役割をします。


『反復』

色、形、質感、位置関係、線の太さ、書体、サイズ、画像などの視覚的要素を、
作品全体を通して繰り返すことです。
これは、組織化を促進し、一体性を強化します。


『整列』

ページ上では、全てを意図的に配置しなければなりません。
あらゆる要素が、他の要素との視覚的な関連をもつ必要があります。
それによって、明快、洗練、新鮮、という印象が生まれます。


『近接』

互いに関連する項目は、近づいてグループ化しなければなりません。
いくつかの項目が互いに近接しているとき、
それらはバラバラな要素としてではなく、
一つの資格的ユニットとして認識されます。
近接は、情報の組織化に役立ち、混乱を減らし、
読者に明快な構造を提供します。



整列に関連して、特に参考になったのは、中央揃えを避けるということです
中央揃えは初心者が多用し、失敗の危険がなく、
安心感を与えますが、退屈に見えます。
全体に、強い線を生み出し、それに整列させるようにします。


そして最後に、4つの基本原則に追加して、全般的に通用する指針があります。
それは、『臆病になるな』と言うことです。

空白があることを恐れてはいけません。

左右対称にならないことを恐れてはいけません。

文字や画像を極端に大きくしたり、小さくすることを恐れてはいけません。



あとは、

カラーを使う

活字を使う

といったことが、説明されています。






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